褒め方で変わる!水泳指導における心理的アプローチ
子どもを伸ばす上で欠かせないのが「褒め方」です。
同じ言葉でも、伝え方ひとつで子どもの心の反応は大きく変わります。
水泳のように反復練習が中心のスポーツでは、「できた瞬間」だけでなく「努力の過程」に気づき、どう伝えるかが指導の質を左右します。
今回は、水泳指導の現場で活かせる“心理的アプローチとしての褒め方”について解説します。
なぜ「褒め方」が子どものやる気を左右するのか
子どもは大人の評価や反応を通して、自分の価値を感じ取ります。
「認められた」と感じると、自信が育ち、「またやってみよう」と前向きな行動が生まれます。
しかし逆に、どんなに頑張っても反応が薄いと、「どうせ自分なんて」と自己肯定感が下がってしまうこともあります。
水泳は一見、静かなスポーツに見えますが、実は“声かけ”が非常に重要です。
たとえ1回の練習でも、褒められるタイミングがあるかどうかで、子どものモチベーションは大きく変わります。
指導における「褒め方」は、技術よりも心理的支援のひとつとして考えることが大切です。
「結果を褒める」と「過程を褒める」は全く違う
子どもを褒めるとき、「すごいね!」「早かったね!」という“結果の褒め言葉”を使う場面が多いかもしれません。
しかし、結果だけを褒めると、子どもは「できないと褒められない」と感じやすくなります。
一方、「今日は最後まで集中して頑張ってたね」「フォームが昨日よりきれいだったよ」といった“過程の褒め方”は、行動そのものを認める褒め方です。
これにより、子どもは「努力そのものに意味がある」と感じ、次の挑戦への意欲が高まります。
水泳の個別指導では、この“過程を褒める”タイミングを逃さないことが重要です。
それが「やってよかった」「また頑張ろう」という継続の力につながります。
褒めるタイミングは「できた直後」が最も効果的
脳科学の観点からも、成功体験とポジティブな言葉がセットになると、やる気を司る神経伝達物質(ドーパミン)が分泌されるといわれています。
そのため、「できた瞬間」に褒めることが最も効果的です。
例えば、「今のターン、すごくスムーズだったね!」とその場で声をかけることで、子どもは“行動と成果”を結びつけやすくなります。
時間が経ってから褒めるよりも、その瞬間に“見てもらえた”という感覚が自信を深めるのです。
水泳は一瞬一瞬の積み重ねだからこそ、リアルタイムでの承認が何よりのモチベーションになります。
「頑張りを見ているよ」という言葉が信頼を生む
子どもが一番うれしいのは、「結果よりも自分の努力を見てくれている」という実感です。
「がんばってるね」「昨日よりも落ち着いて泳げたね」と声をかけると、子どもは“自分をちゃんと見てくれている”と感じます。
これは単なる技術指導ではなく、信頼関係を築くための土台になります。
一方で、「まだまだだね」「もっと頑張ろう」という言葉が続くと、子どもは“期待に応えなければ”というプレッシャーを感じてしまうこともあります。
褒め言葉は、安心感を与えるものとして使うことが大切です。
安心して挑戦できる環境こそが、上達のスピードを上げる最大の要素なのです。
褒め方のコツは「具体的に伝える」こと
「すごいね」「いい感じ」といった抽象的な言葉は、一瞬の励ましにはなりますが、長期的なモチベーションにはつながりにくい傾向があります。
「手の伸ばし方が前よりしなやかになったね」「呼吸のタイミングが上手だったよ」といった具体的な褒め方は、子どもに“何が良かったのか”を明確に伝えることができます。
これにより、「次も同じように頑張ろう」という再現性の高い行動が生まれます。
Manaby-laboの個別指導では、褒め言葉を“次の成長へのガイド”として使うことを重視しています。
褒めるだけではなく「認める」関わり方を意識する
褒める=評価ではなく、認める=共感として伝えることも重要です。
「頑張ってるの、ちゃんとわかってるよ」「その努力を見てたよ」という言葉は、評価の上下ではなく“存在の承認”です。
特に、自信をなくしている子や、慎重な性格の子にとって、この認め方は心の支えになります。
水泳では「前よりもゆっくりでも、丁寧にできた」という変化に気づくことが、何よりの励ましです。
認めることは、褒めることよりも深く、子どもの心に残るアプローチなのです。
家庭でできる“褒めの習慣”
家庭でも、ちょっとした言葉が子どものやる気を左右します。
練習後に「楽しかった?」「頑張ってたね」と声をかけるだけでも効果があります。
大事なのは、結果を聞くよりも“気持ち”を聞くこと。
「今日はどんなことが嬉しかった?」と質問を変えるだけで、子どもは自分の努力を言葉にするようになります。
こうした会話が、子どもにとって“努力を認めてもらえる場”になり、自然と継続へのモチベーションが育っていきます。
家族の中での褒め合いが、子どもの自信の基盤を支えるのです。
Manaby-laboの水泳のパーソナル指導について
Manaby-laboは、愛知県を中心に水泳のパーソナル指導を行うサービスです。
名古屋市、春日井市、清須市、小牧市、北名古屋市、一宮市、日進市、犬山市など愛知県内で、一人ひとりに合わせた心理的サポートを重視しています。
「褒める」だけではなく、「認める」「共感する」姿勢で子どもたちに向き合い、安心して努力を続けられる環境を整えています。
技術の上達だけでなく、心の成長を支えることが私たちの使命です。
子どもの“やる気”と“自信”を育てる水泳指導に興味のある方は、ぜひお問い合わせください。
2026.02.12